発酵食品を夏に楽しもう!お家で簡単に作れる発酵食品レシピ4選

梅干し、日本の発酵食品の代表

夏の暑さは、発酵食品づくりに最適です。気温が高い環境は、麹や納豆菌などの発酵菌が活発に働くのにぴったり。6月の記事でご紹介した発酵食品を作られたとしたら、その魅力—栄養価の向上、消化のしやすさ、健康効果、おいしさ—を実感された方も多いのでは?

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前回の記事でヨーグルトメーカーを使って作るレシピをまとめると書きましたが、なくても夏であれば作れることを確認した発酵食品レシピ4選をご紹介します。初心者でも挑戦しやすく、夏の気温を活かして手軽に楽しめるレシピです。発酵食品は腸内環境を整え、抗酸化作用や疲労回復をサポートする科学的根拠もあります。さあ、夏のキッチンで発酵食品づくりに挑戦しましょう!

即席白味噌:手軽でフレッシュな味わい

白味噌は、長期熟成味噌に比べて短期間で作れるのが魅力。生野菜のディップやドレッシングに最適で、和食初心者にもおすすめです。著者自身、生食中心の生活で白味噌を愛用しています。

味と栄養の違い
項目長期熟成味噌即席白味噌
深いコク、複雑な旨味、芳醇な香り軽やか、フレッシュ、麹の風味が強い
栄養価アミノ酸、ビタミンB群、抗酸化物質が豊富酵素活性は高いが、栄養価は控えめ
用途味噌汁、鍋、濃厚な料理味噌漬け、ドレッシング、デザート系
材料
  • 乾燥大豆:100g
  • 乾燥麹:200g
  • 塩:20-50g(20-30gで甘め、50gで調味料向き)
  • 大豆の煮汁:200cc
作り方
  1. 乾燥大豆を一晩水に浸す。
  2. 膨らんだ大豆を弱火で柔らかくなるまで煮る(目安:指でつぶせる硬さ)。
  3. 熱いうちに大豆をすり鉢(またはフードプロセッサー)でペースト状にする。
  4. ペーストに麹、塩、煮汁を加えてよく混ぜる。
  5. 清潔な容器に移し、夏は1週間、冬は2週間常温で発酵。
  6. 冷蔵庫で保存し、2-3ヶ月以内に使い切る。

長期熟成梅干し:栄養たっぷりの伝統の味

長期熟成させた梅干しは、ねっとりとした食感と深い味わいが特徴。抗酸化作用や疲労回復効果が期待でき、3年熟成で栄養価が最大化します。途中で味見しながら、長く楽しむために作りましょう。

健康効果
  • 抗酸化作用: メラノイジンやポリフェノールが老化防止に寄与。
  • 消化促進: クエン酸が疲労回復や抗菌作用をサポート。
  • 腸内環境: 乳酸発酵が善玉菌を増やす。
長期熟成梅干し
材料
  • 梅:1-4kg(容器のサイズに応じて)
  • 塩:梅の重量の20%
  • 焼酎:200cc
  • 赤紫蘇:1袋
作り方
  1. 梅を洗い、乾燥させる。容器を焼酎で消毒。
  2. 梅のヘタを取り、容器に詰めながら塩をまぶす(最後に多めに塩を)。
  3. 焼酎を振りかけ、重石をのせる。
  4. 2-3日で梅酢が上がったら重石を外す。
  5. 赤紫蘇を何度か塩もみし、梅の上にのせる。1週間以上放置。(写真左の状態)
  6. 晴天時に梅をざるに並べ、3日間干す(毎日ひっくり返す)。
  7. 梅と梅酢を保存容器に移し、冷暗所で3年熟成。赤紫蘇は乾燥させてミルで粉砕して「ゆかり」に。

自家製納豆、菌があっという間に広がる過程を観察してみて

納豆菌も売っていますが、市販のたれなし納豆を少量使って簡単に作れる自家製納豆。

自家製納豆
材料
  • 乾燥大豆:150g
  • 市販の納豆:5g
作り方
  1. 乾燥大豆を一晩水に浸す。
  2. 弱火で柔らかくなるまで煮る。
  3. 煮汁を捨て、熱いうちに納豆を加えて混ぜる。
  4. 清潔な容器に移し、ガーゼで蓋をして1-2日常温放置。(ガーゼは通気性を確保し、虫の侵入を防ぐため)
  5. ねばねばしたら完成。冷蔵庫で保存し、2-3週間で食べきる。

さつまいも麹:砂糖不要の自然な甘さ

さつまいも麹は、麹の酵素でさつまいもの甘さを引き出した「甘酒」のような一品。デザートやスムージーにも最適です。

さつまいも麹
材料
  • さつまいも:400g
  • 乾燥麹:50-200g(50gで十分甘い)
作り方
  1. つまいもを皮ごと適当な大きさに切り、200mlほどの水をいれて煮る。(水分量は蒸し焼きができる鍋であれば、煮汁が少し残るくらいの量で充分。皮を捨てない料理については以下のサイトから)
  2. 水分が残った状態で、柔らかくなったらフォークでつぶし、麹を加えて混ぜる。(水分は乾燥麹のためにある程度必要)
  3. 清潔な容器に移し、1日常温で発酵。
  4. 冷蔵庫で保存し、1週間以内に食べきる。
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夏に発酵食品がおすすめの理由

発酵食品は、菌の活性が高まる夏に作りやすいのが特徴。以下は主な菌の最適温度:

  • 麹: 約60℃
  • 納豆菌: 約45℃

ヨーグルトメーカーがあると温度管理が簡単ですが、夏の常温でも十分発酵が進みます。発酵食品は腸内環境を整え、免疫力アップにも寄与。夏バテ予防にも最適です!

まとめ:夏のキッチンで発酵食品を楽しもう

夏は発酵食品づくりに最適な季節。白味噌、梅干し、納豆、さつまいも麹の4つのレシピは、初心者でも簡単に挑戦できます。健康効果も期待できる発酵食品で、夏バテを吹き飛ばしましょう!

あなたの発酵食品体験を教えてください! コメント欄で感想や質問をシェアしていただければ、著者が直接お答えします。

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